serendipity

如是我読  ペンギンは読書中

 
去年の夏ごろ、WiFiルータを買って無線LANにした。
はじめはわからなかったのだけど、
そのうち回線がたびたび切れるのに気づいた。
モデムも古いしなぁと、いろいろやってみてもわからない。
しばらくするとまたつながるからいいか、とも思ったが、
やっぱり不便。
で、調べていったら、原因らしきものが見つかった。

二重ルータ。

セキュリティ的にいいんじゃないか、とか思ってたけど、
こういうのはよくないらしい。
モデムのルータとWiFiルータがケンカするのかも。

というわけで、WiFiルータをアクセスポイント(AP)モードにした。
電源を切ってスライドスイッチを動かすだけでいいんだけど、
そうするとネットにつながらなくなることがある、
とかおどかすブログとかがあるもんで、
恐る恐るという感じでPCを起動してみた。

つながりません。
WiFiルータまではつながっているのだが、
インターネットとの接続がないという。
ついでだからとKindleでためしたら、ちゃんとつながってる。
ということは、PCの設定なんだろうな。
それで、インターネット接続をやり直したらつながった。

いまは快調です。


 
【2018年01月19日(金)】
・梶尾真治の『つばき、時跳び』を買った。
 時間テーマのラブストーリーらしい。
 梶尾さんのなら読まないわけにはいかない。

【2018年02月07日(水)】
・『セトウツミ』の8巻を買った。最終巻だ。

--------------------------------------------------

カバーの解説などからタイムスリップものかと思っていたら、
梶尾さんらしく、タイムトラベルものになっていた。

そういえば、『黄泉がえり』でもそうだった。
きっちりSFにしてしまうのが梶尾さんらしい。
僕としてはファンタジでもよかった気もするが。

『つばき、時跳び』では、そのSFの設定が生かされ、
ヤングとはまたちがうんだけれど、
読後感にどこか通じるところがあってよかった。


ついでに言えば、「アシガール」
NHKの地上波の深夜帯で一挙に放映されたので見てみた。
タイムスリップものだろうと決めつけていたら、
なんとタイムトラベルものだった。
しかも、タイムマシンを発明したのが、
ヒロインの弟の高校生なのですよ。
けっきょくこれも全部見てしまった。


4198942994つばき、時跳び (徳間文庫)
梶尾 真治
徳間書店 2018-01-09

by G-Tools



この作品はまったく知らなかった。
深夜帯で実写版が始まったので、見てみた。
登場人物は少ない。
ふたりの男子高校生が、放課後に小さな公園の階段にすわって、
しゃべるだけ、というのがほとんどだから、
マンガにしなくてもええやん、とか思えるけど、
これがまた、絵にしないと伝わらないおもしろさもあるもんで。

変わったドラマだなぁ、なんて思いながら見ているうちに、
ふたりの会話のおもしろさにハマってしまった。
僕はマンガの実写版はあまり見ないけど、
これはひょっとしたら原作よりおもしろいんじゃないか、
なんて思ってしまった。
けれども、この8巻を読んだら、
実写版はかなり原作に忠実にやっているみたい。
あの会話と同じレベルのセリフを別に考えるのは大変だもんな。

ずっとこの調子でいくのかと思っていたら、
伏線もあったとはいえ、最後にきて動いたから、
原作ではどうなってるのか、
見てみたくて買ったというわけ。
けっきょく原作通りのようだった。

これはもっと続けてほしい。


B077XRN4D9セトウツミ 8
(少年チャンピオン・コミックス)

此元和津也
秋田書店 2017-12-08

by G-Tools

 
あけましておめでとうございます。

今年もゆっくりとスタートしました。
加速していくかどうか、
ときどきチェックにきていただければと思います。

*     *     *     *     *

【2017年12月07日(木)】
・七河迦南の『アルバトロスは羽ばたかない』を買った。
『七つの海を照らす星』の続きとは気づかず、見逃すところだった。

--------------------------------------------------

おもしろくてどんどん読んでいったら、
ラスト近くで思いもよらない展開。
えっ、そうだったの!? 
いそいでざっと読み返してみると、
あらら、たしかにそうも読める。
すごいな、これ。

最初に思いこんでしまったら、
引っかかるな、というほうが無理。

著者は覆面作家だそうだが、
こんなふうに書けるのだから、
相当な文章力の持ち主なんだろう。

舞台は『七つの海を照らす星』と同じ七海学園で、
その登場人物のその後などがさりげなくでてくるから、
さきに読んでおくと楽しめると思う。


これからお読みになる方は、
慎重のうえにも慎重に、注意深くどうぞ。
とはいえ、先が知りたくて、
飛ばしてしまうにちがいないだろうけど。

読後感がいいのがうれしい。
今年もこういう作品をたくさん読みたいですね。

4488428126アルバトロスは羽ばたかない
(創元推理文庫)

七河 迦南
東京創元社 2017-11-30

by G-Tools



4488428118七つの海を照らす星
(創元推理文庫)

七河 迦南
東京創元社 2013-05-22

by G-Tools


 
【2017年11月01日(水)】
・北村薫の『朝霧』を買った。
 10数年前にでた「円紫さんと私」シリーズの1冊。
 新刊の『太宰治の辞書』がでて気がついた。
 これ、読んでなかったのかなぁ・・・

【2017年11月02日(木)】
・マステをまっすぐ切れる!
 付け替え簡単なクリップタイプのカルカット

【2017年11月03日(金)】
・『太宰治の辞書』も買った。

【2017年11月17日(金)】
・長田弘の『食卓一期一会』が文庫に入った。
 ハードカバーを持ってるけどこれは買った。

--------------------------------------------------

Kindleを使って。

はじめて日本語の本を読んでみた。
辞書機能はたしかに便利。
紙の辞書だと、ちょっと手間がかかるので、
ひくのはたいていわからない言葉だけ。
それが電子ブックだと、すぐに辞書がひけるから、
わかったつもりでいた言葉でも、どんどんひいていく。
すると、わかったつもりでいただけ、
という言葉が多いのを思い知らされる。
これはありがたい。

*     *     *     *     *

「円紫さんと私」シリーズを読むと、
本が読みたくなってくる。
とくに古典かな。
ほかの本でもそういうことがあったりするけど、
北村さんの作品を読むと、たいていそうなる。
ひとつの作品を、じっくりと読みたくなってくる。

べつに作品にでてくるものとは限らない。
こんどはどんな作品が読みたくなるのか、
それもまたこの作品を読む楽しみだ。


4488413056朝霧 (創元推理文庫)
北村 薫
東京創元社 2004-04-09

by G-Tools



4488413072太宰治の辞書 (創元推理文庫)
北村 薫
東京創元社 2017-10-12

by G-Tools



長田さんの詩集では、『深呼吸の必要』やこれは、
ハードカバーだけでなく、文庫もあれば持って、
手元においておきたい。

4758441294食卓一期一会 (ハルキ文庫)
長田 弘
角川春樹事務所 2017-11-01

by G-Tools


 
【2017年10月20日(金)】
・カズオ・イシグロの『忘れられた巨人』が文庫に入ったので買った。

--------------------------------------------------

カズオ・イシグロの代表作のひとつ、『わたしを離さないで』。
ノーベル賞関連でそれが紹介されるとき、
テレビ番組や新聞記事のネタバレが問題になったりする。
たしかにネタバレかもしれないけれど、
謎解きがメインじゃないし、
この作品のすごさ、おもしろさは、
そんなことでは変わらない気がする。
だから何度でも読めるし、
それが『わたしを離さないで』のいいところでもあると思う。


4151200916忘れられた巨人 (ハヤカワepi文庫)
カズオ イシグロ Kazuo Ishiguro
土屋 政雄
早川書房 2017-10-14

by G-Tools




『八丁堀のおゆう』、今度は北斎の贋作にまつわる話。
彼女がいる江戸時代に北斎もいるのだ。
だからわりと簡単に確認できそうだが、それがなかなか。
今回はこれまでとは逆のパターンもでてくる。
現代の依頼者も納得させなければならないからだ。
江戸時代に行けるなんて言えるわけがない。
さあ、どうやって説明する? 
おまけに殺人までおこってくる。

一気に読んでしまいたいのだが、
もったいなくて少しずつ読んでる。
作者はこまかな謎もきっちり解決するので、
それに気がつかない自分がう~ん・・・

意外だったのが、北斎の娘の存在。
ちょい役かと思ったら、大活躍。
彼女をモデルにしたドラマが先日あったけど、
見逃してしまった。
残念。
評判がいいので再放送に期待しよう。
先に見ていたら、この作品の印象も変わったかも。

ドラマでは宮崎あおいが演じていたはずだけど、
僕の頭にうかんだのは、「ひよっこ」にでた島崎遥香、
というか、すずふり亭のシェフの娘の由香だった。


4800276837大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
北斎に聞いてみろ
(宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

山本 巧次
宝島社 2017-10-05

by G-Tools