serendipity

如是我読  ペンギンは読書中

 
【2015年08月18日(火)】
・「英語で読む村上春樹 9月号」を買った。

【2015年08月19日(水)】
・『下読み男子と投稿女子』を買う。久々のラノベ。

【2015年08月22日(土)】
・『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』というのを買ってみた。
 SF時代小説らしい。
 
【2015年08月28日(金)】
・岩波文庫の『辻征夫詩集』をやっと買うことができた。

【2015年08月29日(土)】
・新潮文庫の新刊の『本にだって雄と雌があります』
 というのを買った。小田雅久仁という著者は知らないし、
 内容もさっぱりわからない。
 とにかく、びっくり仰天するらしい。
 だから買ってみたというわけ。楽しみ。

【2015年09月03日(木)】
・『本にだって雄と雌があります』を読んでいる。
 語り口が愉快。ストーリーより文体を楽しんでいる感じ。
 こんなのは久しぶり。

・『かもめのジョナサン 完成版』を買った。
 最終章の追加っていうのが余計な気もするんだけど、
 どうかな?

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時代小説はめったに読まないけれど、
SFでミステリらしいので買ってみた。

主人公のおゆうが現代人だというのは、
すぐにあかされる。
祖母から受けついだ家にタイムトンネルがあるという、
なんともすてきな設定。
で、彼女はミステリ好きな元OL。

現代科学を利用するために、事件を解決するのは簡単なのだが、
なにしろ舞台は江戸時代。
指紋やら科学分析の結果なんか、証拠として使えるわけがない。
そういったものを使わずに、いかに同心たちを納得させるか。
なかなかおもしろかった。
少しずつ真相がわかってくるのもぼく好み。
脇をかためる人たちもいい感じだ。

気楽に楽しんでラストまできたら、
ここで最後のビックリ。
う~ん、ここまでは予想してなかった。
ちょこちょこ読み返してみたけど、
伏線も張られてないみたいだし。

おかげで続編への期待感が高まったかも。

4800244412大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう
(宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

山本 巧次
宝島社 2015-08-06

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この小説のことは、まったく知らなかったし、
カバーの説明や解説を読んでも、見当がつかない。

読んでみると、まず文章にひかれた。
ストーリーなんてどうでもよくて、というか、
なかなか絵が見えてこないようなわけで、
だからとにかく語り口を楽しんでいった。

比喩が楽しい。
うまくきまってるし、愉快でもある。
文体に驚かされたのは久しぶり。
もしかしたら椎名誠以来かもしれない。

そのうちに話のほうもおもしろくなってくる。
なんたって本がテーマなのだ。
とはいうものの、本の話はそんなにでてこないかな。

本と本が勝手に、幻書とい新しい本を生むという話と、
三代にわたる本の蒐集家の話とがからまってきて、
なんか地味な話だなぁとか思っているうちに、
どんどん変わっていって、しまいにはこの世界の秘密、
みたいなものまであかされるスケールになってしまった。

いろいろと不思議なこともあったりして、
450ページあまりが短くさえ感じられた。
もっともっとこのイカレタ世界にいたい気もする。

読みおわってみると、
けっきょく何の話だったんだろう、
なんて思ってしまった。
そのうちまた読み返したくなりそうだ。

4101200211本にだって雄と雌があります
(新潮文庫)

小田 雅久仁
新潮社 2015-08-28

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この詩集がでて半年以上たつが、
岩波文庫をたっぷり置いている店が少なくて、
ついつい買いそびれてしまっていた。
近場の書店にしか行ってなかったのです、半年も。

ほかからでているのはもってるからいいけど、
文庫好きとしては、どうしたって手にいれたかった。
よかったよかった。

4003119819辻征夫詩集 (岩波文庫)
辻 征夫 谷川 俊太郎
岩波書店 2015-02-18

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「第4部」が追加された完成版。
もともと著者は、ここまで描いていたらしいんだけど、
最初にだしたときには、「第4部」はカットしていた。

たしかに、あれに何かを足すのは余計な気がした。
書店でちょっと目を通したときも、
これはいらんだろう、と思ったのだが、
このあいだ読んだ佐藤優と五木寛之の対談で、
佐藤さんが話題にしたので、気になってきた。
いいかどうかは、読まないとわからないもんね。

410215907Xかもめのジョナサン: 【完成版】
(新潮文庫)

リチャード バック Richard Bach
新潮社 2015-06-26

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はじめのうちはラノベの調子にちょっととまどったけれど、
だんだんおもしろくなってきた。

タイトルからもわかるように、落選続きのヒロインに、
主人公がラノベのコツを教えていくので、
ぼくみたいにあまり詳しくない者にとっては、
ちょうどいいガイドブックみたいな感じにもなったかな。

4047305154下読み男子と投稿女子
-優しい空が見た、内気な海の話。
(ファミ通文庫)

野村 美月 えいひ
KADOKAWA/エンターブレイン 2015-06-29

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B010TMHHHCNHKラジオ 英語で読む村上春樹
2015年 09 月号 [雑誌]

NHK出版 2015-08-18

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【2016年05月16日(月)】 ・角川新書の新刊、『僕たちの居場所』を買った。  内田樹、平川克美、名越康文の3氏の鼎談。  というより井戸端会議かもしれないけど、  なあなあになってダレたりはしない・・・と思う。 【2016年05月24日(火)】 ・宝島社文庫から『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』の  2冊目がでた。待ってましたよ~ ---------------...
2016/05/29(日) 22:05:23 | serendipity